近年、迷惑メールは大きな社会問題となっておりますが、その対策として効果が期待できる Outbound Port25 Blocking(OP25B)(注意1)という手法が回線事業者(プロバイダー)業界団体より提示され、大手、中小プロバイダー問わずOP25Bの規制が標準で実施されております。
その為、今後は25番ポートを利用したメール設定ではメールの送信が行えなくなります。
(注意1)
OP25(Outbound Port25 Blocking)
迷惑メールは、事業者または個人から意図して発信されるもの、ウィルス感染等により悪意の第三者に乗っ取られたパソコンから意図せず発信されるものがありますが、発信元が特定可能な契約プロバイダーが用意したメール送信サーバーを経由せず、直接インターネット(宛先メールサーバーに直接送信など)に送信されるケースが多く見られます。OP25Bは、このことに着眼した規制であり、契約プロバイダーが用意したメール送信サーバー以外からメールをインターネットへ送出させないことを目的としています。
OP25Bの対処といたしまして、キステムでは Submission Port(Port587)とSMTP認証(注意2)のご利用をご提供させていただいております。
大変お手数ではございますが、25番ポートをご利用のお客様におかれましては、メールソフトの設定変更をお願いいたします。
なお、ドリームトレインインターネット(DTI)社では、2009年8月31日にOP25Bが完全実施されますので、8月31日までに必ず設定変更をお願いいたします。変更されない場合は、メール送信ができなくなりますので、ご注意ください。
(注意2)
Submission Port(Port587)とSMTP認証
Submission Port(Port587)は、OP25Bで規制が掛かる25番ポート(送信者認証が不要なメール配送サ―ビス)とは異なり、規制の掛からない587番ポート(送信者認証(SMTP認証)を必要とするメール投稿サービス)を指します。これにより、OP25Bを実施している回線事業者(各プロバイダー)からでも587番ポートを使用して弊社のメール送信サーバーを利用してメールの送信を行うことが可能になります。
送信(SMTP)メールサーバ | auth-smtp.biwa.ne.jp |
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サーバの(SMTP)ポート | 587 |
SMTP認証 | チェック |
SMTP認証ID | お客様ID(注意3) |
SMTP認証パスワード | お客様パスワード(注意3) |
(注意3)
SMTP認証IDとパスワード
SMTP認証ID、SMTP認証パスワードは、レンタルサーバご契約時の「ホスティングサービス利用開始のお知らせ」、または2007年2月時点でご契約のあるお客様へ郵送した「Submission Port(Port 587)とSMTP認証のご提供について」をご覧下さい。
書類の再発行を希望される場合は、お問い合わせフォームよりお願いします。
以下に記す各メールソフトの設定変更方法をご覧ください。
Windows
Macintosh
基盤技術部
電話: 077-521-0500
FAX: 077-526-4579